将棋
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農作業も草引きだけでは退屈するので、若い時期に夢中になった将棋を思い出した。
人を相手に指すのは煩わしいので、ネットで良い相手を探し出して楽しんでいる。相手が顔のないパソコンなのに負けると腹立つ。寝る前に惨敗すると、あの手はこの手はと思い出して、なかなか寝付けずに、我ながら馬鹿じゃないかと思う。
二十歳前後に、アマ4段の叔父がいて、好きなおじさんたちが毎日曜の晩集まっていた。飯より好きと言う人柄のよい吉本さんがいて(鈴なりの柿)下手なりに固まっているとは、叔父の批評だったが・・。形勢が悪くなると、早く危険領域から逃げ出し
たいらしく、王さまが引いてある罫線の枠から、少しずつ隣の領域に出て行って、時々元に戻さねばどっちにいるのかわからい。鼻の頭に汗を滴らせていた苦渋の顔まで思い出す。楽しみなのにさほど夢中させるとは・・・。勝負事とはそんなものだ。
近所に脳梗塞で舌がよく回らい人が、将棋を指すようになったら、元気になり惚けも
良くなったとか。奥さんの話だが毎月曜の集まりに行く事を喜んでいると聞いた。
小生も脳みその錆びつきが考える事で活性化すかもと、思い始めた次第だ。