天草の小さな畑がある古民家

天草の歴史、観光、宿泊、グルメなどを紹介

銀座熊本館

東京都内には各都道府県の物産館が多くあり、その中で熊本県の物産館は一等地の銀座にあります。その名も銀座熊本館、東京メトロ銀座線B9出口から徒歩1分なので、本当に銀座の中心です。ただし、1階の販売コーナーは広いとは言えません。

天草関連商品で目についたのは天草サブレ等限られたものでした。それでも2階のくまもんコーナーと、観光情報は充実しているのでアンテナショップとしては機能していると思われました。

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天草サブレと陣太鼓が店舗入口近くで単品販売されていました。

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2階にあるくまもんグッズは本当に充実しています。

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www.kumamotokan.or.jp

祇園橋から天草四郎乗船の地 へ

殉教公園を観光後、祇園橋を訪れました。合併前も人口5万を超えていた本渡市の中心地にあるので、その景観は独特でタイムスリップしたような感覚にもなります。建設されたのが1832年、日本百名橋にも選定され国の重要文化財にもなっています。

目の前の祇園橋公園(八坂神社)が高台になっています。この地域が天草・島原の乱激戦地であったとの案内板があるので、そういった感覚で暫く眺めていました。本当に静かであり、長さ28.6mの橋は渡れるものの利用する人は少数です。

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1637年、キリシタン一揆勢と幕府軍が本渡で激突し、富岡城を攻撃したものの落城できず、島原に船で渡りました。その場所には「天草四郎乗船の地 」の碑があります。

祇園橋から乗船の地までは車で30分ほど、そこから富岡城までは15分ほどです。

熊本県天草郡苓北町坂瀬川

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明月 日本一うまいちゃんぽん店

首都圏で2018年2月13日に放映されたマツコの知らない世界「最強の麺類!ちゃんぽんの世界」で林田真明氏が日本一うまいちゃんぽん店として苓北町にある明月を紹介していたのでブログアップします。

林田氏が取材NGの日本一うまい店突撃取材をする「長崎だけじゃない!ちゃんぽんの世界」というコーナーで、それが天草であることが告げられます。その映像が明らかに富岡港であることが明らかで、驚いたしだいです。結局、ちゃんぽん愛の強い林田氏の奥の手で取材OKになるという展開に・・・

名月は、店舗から徒歩数分の所に住む従弟が「最高に旨い」といって連れていってくれた店舗です。その650円のちゃんぽんが、日本一と紹介され嬉しい限りです。

2013年に帰省した際にもらった、「天草ちゃんぽん連絡協議会」のパンフレットが自宅に残っていました。そのパンフには以下のような記述があります。

「熊本県でありながら天草はラーメンよりもちゃんぽんが主流。事実、天草が持つ100以上の島数とほぼ同数の店がちゃんぽんを出す。まさに天草っ子のソウルフード・・・・」

このパンフレットには拘りの南蛮ちゃんぽんを出す13店舗が掲載されていますが、もちろん明月は掲載されていません。

天草五橋が完成するまでんは、天草は長崎からの影響が強かったと言われています。名月のある富岡港は今でも長崎とフェリーで繋がっており、そこにちゃんぽんの名店があるのも偶然ではないと思います。

名月

熊本県天草郡苓北町富岡2650-1

 創業110年

 

緋扇貝(ひおうぎがい)

前回TV番組「空から日本を見てみよう+祝世界遺産 美しく個性豊かな天草の島々を行く」の中で通詞島が印象的だったと記述しました。その番組の中で、もう一つ印象的だったのが「緋扇貝」でした。番組では河浦町の漁師さんが出演していたのですが、苓北町にもあることを初めて知りました。

虹色貝と言われるだけあって、その色合いは魅力的です。しかも食用としても味わい深いのでお土産品にも最適です。

苓北町で販売しているのは

浜崎水産

天草郡苓北町北町富岡150-21

0969-35-2488

販売期間は10月~5月頃

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空から見た天草諸島

関東圏では2018年8月2日に放送された「空から日本を見てみよう+祝世界遺産 美しく個性豊かな天草の島々を行く」は見応えがありました。

ただし、実家のある苓北町の富岡城は少々期待はずれでした。全国的な認知度は低いものの、その景観は最高のお城だと思っていたのですが、空から見る富岡城は規模的に小さな印象でした。

そんな中、素晴らしい景観だったのは通詞島です。本渡から苓北町へ車で移動する際には、なにげなく見過ごしてしまう通詞島が、空から見ると魅力的でした。

1周約4キロ、約600人が暮らす小さな島ながら、その緑に包まれた細長い島の形状が美しく感じられたのです(テレビ番組では、そのまま通り過ぎてしまいましたが)

国土交通省の「島の宝100景」に、熊本県では横浦島と通詞島が選定されていることを、最近知りました。そのサイトに記述されている以下文言が印象的です。

「日本は、大小6,800以上もの島々が連なり、400を超える島に人が暮らしています。」

「島の宝100景」一覧表

通詞島には2013年、温泉施設ユメールに行ったことがあるだけです。次回、帰省したおりにはゆっくり見物しようと思います。

一周一里の通詞島!